環境活動家の高田宏臣さんの
愛媛県調査に同行させていただきました。
同時にご先祖 来島水軍のルーツを辿り
昨夏の土砂災害が残る大谷農園の畑へも。
あのときは土砂崩れが痛々しく移りましたが、
土壌が豊かになるために、自然が見極めて
谷を掘ることがわかってから、見方が変わり
希望が持てるようになりました。
大谷もそういうものと認識していたようで、
あの夏の落ち着きは
そこからきていたのかなぁと思いました。
家系図を胸に菩提寺の大通寺で住職さんに伺っても、
わからないこともあったけど、
ずっと気になっていた
お墓参りができたこともよい節目。
外泊(そとどまり)や遊子水荷浦の段畑
西条の伊曽乃神社に可愛らしい古茂理神社、
そして海底からの湧き水「弘法水」、石鎚神社の禊場。
水音にひきつけられて素直に足が向かいます。
苔の匂いを嗅いだり、気の充実した場の
環境の裏付けなど感じられて。
高田さんはチャーミングです。
時々消えてしまう(笑)
なにかをジーっと見つめて、
自然から受け取ったものを
わかりやすく翻訳してくれるので、
川底に湧き水が出ているのは
私でもわかるようになりました。
最後に。
大三島 犬山紙神社の樹齢3000年の大楠は圧巻でした。
ただ老いて朽ちていくだけではなくて、
せいいっぱい役目を果たし循環の途中にあります。
書ききれないことにあふれて、
うるおいの旅となりました。