先日、Citron et Citron立ち上げのおおきな原動力を私に与えた母の誕生日でした。
少しその原動力について記したいと思います。
もう10年近く前のこと。
母は近隣の友人たちに大谷農園の柑橘を配達していました。
見た目は悪いけど美味しい!と年々口コミが広がり、
あるときから、大谷から届いた信じられない数の
段ボール箱の山で母の声はするけど姿は見えず…
ということになっていきました。
もう、これからどんどん年老いていくのに、
20kgもあるみかん箱を運び、選別して振り分けるなんて大変な重労働。
母らしいと言えばそうなのですが、
これでは本当の応援にならないし、
継続ができなくなるのは目に見えてました。
そして私は母を説き伏せ、Citron et Citron を
立ち上げたのです。
歳も歳ですから、年々体の衰えや大変さと
向き合いながらのふたり。
でもマーケットでは今までにない方々と触れ合うことができ、気持ちは若々しくいれるようです。
父は「たかちゃんを兄妹の中でいちばん幸せにする!」と言って埼玉に駆け落ちしちゃったそうです。
だから結婚式なんてしないまま。
ファーマーズのエチオピアンローズさんのバラに、
シモタファームさんのハーブを合わせ
私が花束をつくり、父から手渡してもらい…
やはりうれしそう、この笑顔。
熱い人なので、私とは激しくぶつかり
何度も父を心配させたけど、
やっぱり母がいてくれたから
私は歯を食いしばれたのだわ。
お誕生日おめでとう。
いつまでも私に原動力をくださいな。