先月、群馬は前橋の自然食材店 クス・クシュさんにて
はじめてのお話会を終えてきました。
テーマは…
⬜︎ 自然農法の柑橘
⬜︎ 味覚が体を守る
慣行栽培のみかんと大谷農園のみかんを皮をむくところから
違いを感じていただき、自然農法の農作物の力強さについて。
数種のジュースを飲み比べ
金平糖を食べたあとのジュースの味の変化などなど。
私はずっと人間の食習慣について興味がありました。
普段の生活習慣がその人の体を守り
食習慣に関しては味覚がベースにあることに気がつきました。
味覚の軸がしっかり真ん中にあると、好きなものばかりに偏らないので
バランスよい食生活を築いてくれるようです。
みかんは陰陽論にあてはめたら、真ん中の中庸からやや陰性。
熱や圧を加えると中庸よりになります。
歴史のある農作物はその風土とともに進化して来たので
そこで暮らす生き物にとって必要な食べものと言えます。
遠い南国からきたくだものは、暑さを乗り切るために
体をクールダウンさせる食性を持ち合わせています。
お話会に参加されるきっかけも様々でした。
みなさん食に対して感謝の心ある方ばかりで、私も勉強になりました。
中にはみかん栽培に取り組む方が2人もいらっしゃいました。
群馬でみかんが採れるようになるのは
昨今の地球温暖化から考えたら可能になるかもしれません。
長い時間をかけて新たな土地で作物が実りを繰り返していけるなら
それは進化と言えるでしょう。
私たちの命は、命の宿ったもので成り立っています。
自然に対して正しい畏れがあれば、自然を敬い
踏み込みすぎない豊かな暮らしができると信じています。
また機会をいただければ、このようなお話会を続けていけたらと思います。
クス・クシュのオーナー 高橋さん、本当にありがとうございました*