拝啓
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、この度、私ども、Citron et Citronにてお客様に販売致しました柑橘の名称に、誤表記があったことが判明いたしましたので、以下の通り、ご報告及びお詫び申し上げます。
私ども、Citron et Citronは、
本年12月6日及び同月13日、
青山ファーマーズマーケットにて
「愛媛果試第28号」という柑橘を「紅まどんな」であると表示して、販売を致しました。
本年12月6日及び同月13日、
青山ファーマーズマーケットにて
「愛媛果試第28号」という柑橘を「紅まどんな」であると表示して、販売を致しました。
しかし、今般、「『紅まどんな』は、『JA全農えひめ』が商標権を専有し、販売や流通を全て管理している品種である。」 とのご指摘をいただきました。
そこで、当方にて、「JA全農えひめ」様に問い合わせ、調査及び確認を致しました。
「JA全農えひめ」様によりますと、「『紅まどんな』は、その名称をJA全農が商標登録しているブランド柑橘であり、 愛媛県農林水産研究所果樹研究センターで育成された品種「愛媛果試第28号」の中で、 所定の農薬散布による防除等を含む「JA全農えひめが定める栽培方法」が実施された上に、 糖度・酸度・外観などが、「JA全農えひめが定める品質基準をクリア」し、「愛媛県内のJAを通じて出荷した商品だけが「紅まどんな」の名称を使用できるものである」とのことでした。
今般、私どもが、青山ファーマーズマーケットにて販売しました柑橘は、「紅まどんな」と同じく、愛媛県農林水産研究所果樹研究センターで育成された品種「愛媛果試第28号」でした。
しかし、
●「農薬を使用しない」で栽培された愛媛果試第28号であって、「JA全農えひめが定める所定の農薬散布による防除」を「行っていない」ものであること
●「JA全農えひめを通じての出荷をしたものではない」ものであること
という事実関係からしますと、私どもが販売しました「愛媛果試第28号」は「紅まどんな」の名称を使用すべきものではございませんでした。
私どもは、「『愛媛果試第28号』=『紅まどんな』」と誤信してしまっていたため、誤った商品表記をしてしまったものであり、関係各位及びお客様に対し、大変申し訳なく思っております。
なお、「JA全農えひめ」様には、今般の紅まどんなの誤表記に関してご報告と謝罪をさせていただきました。
ここに改めてお詫び申し上げます。
このような事態になった原因はすべて私どもの認識の甘さからによるものでした。
JA全農えひめ様を含めまして、関係各位には、たいへんご不快な思いをさせてしまいましたこと、また当店に足をお運びいただき、ご購入いただきましたお客様に、心より深くお詫び申し上げます。
この度の件を厳粛に受け止め、表記内容確認を徹底し、再発防止に努めるとともに、お客様の信頼回復に全力を尽くしてまいります。
私どもは、今般の事態を契機としまして、農薬を使用しない栽培による柑橘を、栽培農家の皆さんの思いとともに、皆様にお届けすることによりいっそう努めて参る所存でございます。
以上、ご報告及びお詫び申し上げます。
敬具
2020年12月16日 Citron et Citron 来島由美