極早生みかん初もの初売り

青山ファーマーズマーケットに太陽のマルシェと
土日のマーケット出店を無事に終えました。
いらしてくださったみなさま、ありがとうございました。

今回のマーケットでは『シトロン・ヌーヴォー!』と題して
今季初ものの極早生みかんを初売りして参りました。
「待ってたのよ〜!」とお買い上げくださるお客さまの姿に
わたしたちスタッフも「やっと柑橘の季節がやってきた〜!」とテンションが上がりました。

このシトロン・ヌーヴォーのトップバッターを飾った極早生みかん。
まずはみなさん、極早生みかんをちゃんと読めますか?
ご、く、わ、せ、み、か、ん』ですよー!
青山ファーマーズマーケットで「極早生みかんいかがですか〜?」と声を張って宣伝していたら
隣で薬味のお店を出していたお母さんが「極悪みかんって聞こえるわ〜!わははっ。」なんて言うんですよー!
『ご、く、わ、せ』と『ご、く、あ、く』ではだいぶ違いますからねー!いや、全然違いますからー!!

極悪…いやいや、極早生みかんについてちょこっとだけご説明しますね。
柑橘の季節のはじまりに、まず初めに出荷されるのが極早生みかんです。
皮に青みが残る品種で、中身はオレンジ色で酸味と甘さが混じり合ったさわやかなお味。
青い外皮は薄く柔らか、果肉はみずみずしくてとってもジューシ。
皮をむいた時に一般的なみかんとは少し違った、本当にさわやかな柑橘の香りがして
酸味と爽やかさが、残暑のこの時期にはとってもよく合うのです。
出回る時期的には、今年だと9月の中旬〜10月の上旬くらいかと思われます。
この新生児のようにフレッシュな極早生みかん、是非一度お試しいただきたいです。

青山ファーマーズマーケットは英語圏やフランス語圏のお客さまたちをよくお見かけします。
彼らがうちの店頭でこのみかんを指差して見ては「Clementine!(クレメンティーン)!」と言っていたので
何かと思って調べたら、小型のオレンジを意味するものだそうです。なるほど〜。
今度そう言っている外国のお客さまがいらしたら、「Yes!Please try to tasteing.」とでも言ってみようと思います。

台風が立て続けにやってきたり、湿度が下がってきて過ごしやすいなと感じることが少しずつ増え
ちょこっとずつちょこっとずつ秋の気配を感じてはいましたが
季節を知らせてくれる実りものを見ると、その実感がより深まりますね。

photo & text: スタッフN