◎いざ、大谷農園へ!
ものすごい山道で初めての方は固まります。
リアルインディージョンズです!
直前までもうひとり参加する予定でした。
そうなると車に乗りきらない。いったいどうするつもりだったのか…?
大谷はとてもひょうひょうとしているので、一人減ろうが増えようがあまり気にしません。
運転は大谷しかできない道なのはすぐにわかります。
◎Citron et Citronを支えてくださるみなさんを訪ねて…
翌日はご協力いただいている農園さんたちを訪ねました。
農園さんの自分史を、ときにユーモアちりばめてお話いただきました。
こんなところまでよう来なはったのう!ほーそんなふうに喜んでもらっているのか!と嬉しそう…
彼らが誇りを持ち続けられるよう、また皆さまのお声を届けたい、とより強く感じました。
Citron et Citronのキーマン!われらが大谷農園の主人・大谷にーさん
こちらは、有元農園の主人・穏やかでちょっぴりシャイな有元さん
◎気になる今年の柑橘の生育状況は?
小玉傾向とのこと。
干ばつギリギリの少雨のため、ひやひやする。
台風がバンバン発生するのに昔とは違う降りかた。
これからの雨の量、それもバランスのとれた降りかたに期待して、
『くよくよせんのよ〜なんちゃせんの』とガハハと笑っておられました。
学者は自分の分野しか知らん。わしら百姓で〜なんでも聞いてや!と。
天気読めんでやっておれんけん!←宇和島弁
ちょうど有志による防災倉庫の基礎作りをしていた農園さんにも会えました。
評価額が下がるからと反対されても、南海トラフ地震への備えとして、
あちこちにハザードマップが貼られています。
『この地で生きていくんだ』というたくましさを見ました。
日本は柑橘を育てるにはぴったりの気候。
昨今の温暖化に向けて、収穫地は北上してゆくだろうと言われています。
チャレンジする農園が増えたら、きっとノウハウを学びたいと思います。
気の長い話ですが、そんな方々と愛媛の農園をつなぐのも私たちの仕事と思っています。
どの農園も先を読み、希望を持ったり、不安になったり。
当たり前に収穫できていたものがいつなくなってしまうのかと、
様々な困難を抱え、今の農業はぎりぎりのところで踏ん張っている状態です。
「工業製品じゃない、食べものとしての柑橘を作るんだ」と大谷は申しております。
日々お天気に合わせて、たんたんと大地とともに歩む農園の方々を
これからもよろしくお願いいたします。